このブログでは、私が妊娠中、出産後に「知りたい!」と思ったことを記事にしています。
実際に産むまで
私は、結婚するより以前から「子供を産むなら無痛分娩!」と決めていました(笑)
で、実際に妊娠が判明した時点で、すぐに無痛分娩の出来る産院を探し始めた訳ですが。
そうすると「完全無痛分娩」やら「和痛分娩」といった情報が出てくるわけですよ。
要は、一般的な無痛分娩は、陣痛がある程度進まないと麻酔を入れないようなんですよね。
頭の中は「ええ〜、無痛分娩でも痛いの?まじ??」と恐怖でいっぱいでした。
「完全無痛分娩」対応の産院は、東京や大阪にしかないようで、本当にショックでした。
そこで、せめて「24時間対応」の病院にしようと思ったのですが、医療関連の仕事をしている父から「麻酔科医のいる病院にしなさい」と言われ、「平日の朝9時〜17時まで無痛分娩対応」という病院で産むことにしました。父が言うには「無痛分娩に関する医療ミスのほぼ全ては、産科医の麻酔により起きているから、安全の為だよ」という理由です。
ますます無痛分娩が遠のいて、恐怖まっしぐらですが、なんと、このアドバイスが後に私を救うことになります・・・。
私の場合は、里帰り出産を予定していたので、流れとしては
→まず、地元の産院で、無痛分娩の予約。
→妊娠32週頃まで、居住地で妊婦検診。最後の検診で紹介状を貰います。
→妊娠33週から、地元の産院で検診。
大きな病院で、事前に麻酔科の先生と1時間の面談がありました。
すごく有意義な時間でしたので、そこで聞いたことを、一部ご紹介します。
「なぜ、子宮口が開くまで麻酔をしないのか?」「どうして予定日ギリギリまで計画分娩の日程を決めないのか」「平日だけ対応の理由」「無痛分娩の仕組み」などを丁寧に説明いただき、全て納得できました。
特に「計画分娩日の前に、陣痛がきたらどうしよう・・・」と毎日不安だったので、「子宮口が完全に閉じていると陣痛促進剤を入れても、無駄になることが多いから、ギリギリに決めるんですよ。不安に思われることは、産科の先生に僕からも伝えておきますね」とお話しいただけたのが、本当にほっとしました。
結局、妊娠38週では「全く兆候なし^^」と言われ、それでも不安で「週に2回、検診きていいですか?」と伝えて、片道1時間の病院に足しげく通い、妊娠39週1日で「うーん、兆候なしだけど、とりあえず4日後に分娩の予約入れておくよ」と言われて、39週3日に何があったのか「お!子宮口1センチ開いてるよ〜!予定通り入院ね!」と、39週5日に入院しました。怒涛の展開だった(笑)
入院当日、とにかく、本当に緊張しました。
まずはお昼頃に診察してもらったところ、既に子宮口が3センチ開いているとのこと。
そのおかげで、痛いと噂の「バルーン」をやる必要はなくなり、そのままと「陣痛促進剤」を打つことに。
昼頃から注射が始まりましたが、一向に陣痛はありません。ドキドキドキ。
夕方頃に量を増やしたところ、生理痛のようなチクチクとした痛みが。
先生が「陣痛始まってるから麻酔打とうか!」と言ってくださり、ギリギリ17時前だったので麻酔スタート。
注射は思ったよりは痛くなかったのですが「ここに冷たいのきてる?」と聞かれて、私が「少しでも位置が違ったら大変!」と思い、何度も微調整で注射し直してもらった結果、かなり痛かったですw
とはいえ、5分くらいの出来事。耐えられるレベルです。
そのまま、尿管カテーテルなど、両手が線だらけになります。
かなり動きにくいし、尿管が絶妙な違和感で、チクチクして痛かったです。
そのまま夜になり就寝となりますが、下半身に力が入らないし、チクチクするし、1時間に一度は、床ずれを起こさないよう寝返りをする必要があり、小さな不快感が積み重なって、あまり眠れませんでした。
私にとっては、この夜が一番辛かったかもしれません。
翌日、土曜日の朝に先生から「今日、産まれそうになければ、一度ご帰宅いただきます」と言われ、「昨夜、あんなに辛い思いをしたのに!」と、絶対に産む決意をします(笑)
ちなみに子宮口は10センチ。
赤ちゃんの手が少し、子宮に引っかかっているようで、陣痛の波もきません。
そこで、麻酔の量を減らすと言われます。涙目です。
減らしてしばらくすると生理痛のようなものが。数分置きに、生理痛が重くなっていきます。
正直、全然耐えられるレベルでしたが、コロナ禍でひとりぼっち。
この生理痛は、どのレベルまで重くなるのかと思うと恐怖でいっぱいでナースコール押して怒られましたw
ただ、生理2日目のかなり重い生理くらいの時に「頭が見えている」と言うことで、あとはお腹をおす先生と、吸引する先生がきてくれることになり、麻酔量を増やしてもらえました。一瞬で痛みが引きます。
あとは物理でかなり強くお腹を押されます。いて〜!押すなよぉ〜!って感じ。
そこで「うんちをするように踏ん張って」と言われて、踏ん張ったら産まれましたw
スポーンと、お腹から出てくる感じがわかりました。
「おめでとうございます」
はあ、よかった〜!!
と思ったら、ここで伏線回収。
実際に産んでみて
ああああ
最後に
あああああ
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